なんちゃって観劇日記

東宝ミュ生まれ・WOWOW育ち、地方都市に住むただの舞台好き。

【12/6メタマクD3ソワレライビュ④】前回観劇時との違いなど

役者ごと感想をまとめて書きました。
ネタばれあり。

 

 浦井ランディ&まさみ夫人

前回観劇時の感想はこちら。

dobostorte.hateblo.jp

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今回は出だしから泣いてしまいました。

浦井くん大きくなったね!!!
こんなにかっこよく撮ってもらって良かったね…!!!

って七五三の保護者かよ!とセルフ突っ込みしながら、にじんだ視界で「きれいは汚い」を拝見しました。
こんな泣き方するとは思ってなかった。

浦井ランディ、ビジュアルが完全に映像班レベル。
まさみ夫人ともあいまって、本当に見目麗しい夫婦でした。これは何を差し置いても映像化するべき。
ベッドの上でバラむしられるところ、浦井ランディってばなんて顔してるの…ドMってこういうことを言うんだなぁ…

しかしまじめなシーンでは本当に美しいのに、ギャグシーンでは安定の超絶わんことカーチャンぶり(笑)
映像でも全くやらされてる感のない、幸せいっぱいの浦井わんこもすごいし
わんこ(おっさん)に全く動じることなく、5歳児をあやすみたいなまさみカーチャンもすごい

キャスティング担当さん、この二人を組ませてくれてありがとう。

粟根パール王を殺したあとの泣き顔、すごかったです。もうやめなよって誰か言ってあげて!

パール王が幼馴染から家庭教師に変更されたっていうのは、つまりきっと、剣術もパール王から教わったんですよね。
恩師を殺したくなんてなかっただろうに…いや、あのときのランディはマクベスなのかな?

当日のハプニング的なこととしては、「過酷な戦いで…」のところ口がまわらなくて、ローラに「なにこく?」って聞き返されてました。

エクスプローラ

まず何より感じたことはこちら。衝撃すぎて1記事書いてしまった。。

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上記の通り、めちゃくちゃ察しが良くて頭のまわるローラだった。

ゲロシーンでは、念のため心配だから~ではなく、明らかに何かを察して釘を刺してました
だから翌日、すぐに気付けたんだよね…ううう。つらい。

日替わりダウンロード曲は「ガッツだぜ」でした。
何かやりたそうだったのに、すぐ浦井ランディに止められてしまい一瞬で終了。残念。

柳下グレコ

前回の感想はこちら。

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とにかく上手い!!!!!

お芝居のめちゃくちゃ上手い方ですね。

王の死にわなわなと唇を震わすところや、ジュニアの剣を驚愕して見る目の動かし方、妻子の死に激高し肩で息をするさまなど、細かい演技が本っ当にうまい。

そして、魂がぎゅうぎゅうにこもってる。
妻子殺しのくだりなんて、たぶん全身の血液が沸騰してたでしょ!?
マジで柳下さんの体が爆発するんじゃないかとハラハラしました。まさに怒髪天

…これ、失敗したかもしれません。いやむしろ成功かな。

前回の生観劇時、柳下さんは初見で、確かにこのグレコいい!って思ったんですよ。
でも、グレコはライビュでみよう!ってあえて切ったんです。
だって、もしやこれ深入りすると他のキャストがみれなくなっちゃうやつ?って直感したから。

結果、その通りでした。

いやーーーーーーーーーでもやっぱり生であれやこれや拝見したかったな!?
いやいやグレコを切ったおかげでみえたものは確かにたくさんあるんですけど!

「必ず迎えに行きます」とかもライビュでめちゃくちゃよかったじゃないですか!
そこジュニアのお弁当箱とかオペラしてる場合じゃなかったのでは???

はぁ…柳下グレコも定点カメラ求む。

マクダフのチャラさもすごい上手かったなー。

ところでマクダフとグレコって、過去と未来で唯一の正反対キャラなのは何故なんでしょう。
過去でもマクダフは、マクベスにとって致命的な存在だったんでしょうか?

グレコ夫人

思いつくままに書いてたら、別記事になりました。
考察というかほぼ妄想。

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石井レスポール

前回の感想はこちら。

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殺しが好きならしょうがないの歌、じわじわ持ってかれた。
それならそれでしょうがないか!って本当に思ってそうな、そういいながら屈託なく笑うことすらできそうな、懐の深い王でした。

なんだろうなぁ。しみじみ来たなぁ…。
disc1でこの曲を初めて聴いて、すごく好きだなとは思ったんです。

でも、せっかくいい曲なのに、あぁ、初演のバズーカレスポールで聴きたかった…と思ってしまったんですが(ごめんなさい)。
この日のラサール石井さん。すごくすごく良かったです。
お歌がとびぬけて上手いわけではなかったんですけど、ああいうのが芝居歌っていうんでしょうね。

あれが映像化されてほしい。

高杉ジュニア

前回絶賛したときの感想はこちら。

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ごめんなさい。
高杉ジュニアの良さが完全に死んでた。と私は感じてしまいました。

完全にのどを潰してて、歌うだけで精いっぱい。
音がとれるか不安です!ってデカデカと書いてある顔で「デスフォーランダムスター」とか言われてましても。

いやわかるんですよ、ライビュだしたぶん映像に残るし不安だよね、頑張っちゃうよね、力んだだけのど潰しちゃうよね。わかる。

でも、ここは思い切りよくいってほしかった…!

別に歌の上手さとか求めてないの!思いっきり音外してもいいから!
芝居で!パッションで!引っ張ってくれよぉぉ!!!
仲間と力を合わせて不可能を可能にする「みんなに支えられる系リーダー」でしょおー!!!!?
(個人の感想です)

その他メモ

総括は大千秋楽ライビュ(やるよね?)でやりたいと思うのでメモだけ。

浦井ランディをみてたら、組織は無能理論を思い出しました。
(与えられた役職に対して有能な人はより上級の役職へ上がっていき、力及ばずになったところで出世が止まるため、階層組織は構造的に無能集団になる、というような考え方。うろ覚えです)

ジュニアが後継に指名されて、ランディは永遠の2番手が確定したのなら、そこがランディのいける頂点だったんだよなぁ。